ロードバイクを組んで2ケ月 ~ 買って良かったWilier GTR ~ (1)
ESCAPEが気に入ったんですか?R2って高いし硬いでしょ?
はてなのおススメ記事にGIANTのESCAPE R2を買って良かった、ESCAPEに2ケ月(も)乗り続けて大喜びという記事を見て驚いてしまった。
記事はまともな文章で本当にESCAPE LIFEを楽しんでいることがうかがえる上に賛同者も多い。世の中どうなってんの。
タイトルにあるようにWilierにして良かったというのは本当ですが書き留めるほどは乗り込んでいません。
サドル位置やハンドル高さを変えながら400km乗り、そこで決めたセッティングでブルベを200km走っただけです。
ボクにとってはGIANTのアルミは「良くこんなもんに乗っていたもんだなあ」という代物です。GIANTのアルミに乗っている人は、良く知らないで買っちゃったか筋力があるからクッションを必要としない人。後者は少ないはず。
でもGIANTの乗り手は多くって、しまなみ海道で一番多く見る自転車はGIANTのアルミです。なぜか広島と呉を結ぶ国道31号線だとGIANTはそれほど目立たない。
GIANT含めてこんなのに乗ってきました。
ボクは3.11で電車が止まったのが遠因となってロードバイクに乗るようになりました。だからキャリアは長くないです。今まで買ったロードバイクは4台です。買った、すなわち乗った順に書くとこうなります。
GIANT TCR 2010
GIOS AMPIO
Carrera Nitro SL 2013
Wilier GTR 2016
GIANTのTCRは中古、国分寺のミツイキサイクルで買いました。
条件はサイズが合うことと安い事。自転車に10万は出せない(と当時は思った)。
AMPIOは下高井戸の輪屋BUNの在庫処分品が5.7万だったので買いました。当初はBASSO Lesmoの白赤が欲しくて問い合わせたんですが、「在庫切れ、でも色違いなら安いやつがあるよ」と言われてGIOSブルーがだいっ嫌いだけど安さとクロモリ乗ってみたい衝動に負けて買いました。
Carreraはカーボン乗ってみたい願望と6800使ってみたい衝動でフレーム買いして組みました。
Wilierはクロモリより乗り心地のいいカーボンがあるって評判を目にしてフレーム買いしました。AMPIOより乗り心地が良くって軽いんなら是非乗りたい。
コンポはCarreraから移殖したので今はCarreraは今フレーム状態です。
とりあえず、順番をつけるとこんな感じ、あくまで感じ
☆乗り心地
Wilier>GIOS>Carrera>>>>GIANT
☆登坂性能
Wilier~Carrera>GIANT>GIOS
☆スピード
Carrera~GIANT>GIOS
☆値段
GIOS>GIANT>Wilier>Carrera
☆結局ドンくらい好きか
Wilier>>GIOS>Carera>>>>>>GIANT
☆スポーツ自転車乗ってみよう、という人に薦めるなら
GIOS>Wilier>>Carrera
レビューならぬ子供の感想文
乗り心地編
まず乗り心地です。TCRは初めてのロードバイクだったので「こういうモノなのか」としか思いませんでした。「コーッ」という音とともにシティサイクルより良く進む事とブレーキがガッツリ効く事にビックリ。ロードノイズの方はミシュランのDYNAMICの影響が大きかったようでSchwalbeのultremoに変えたとたん静かになりクッションも良くなりました。乗り始めて半年ほどで三浦半島を一周するくらいにはなったんですが各所で目にする「クロモリのしなりが・・・」とか「マイルドな・・・」とかいうのが気になって仕方なく、買い物用への改造も視野に入れてフラットバーのGIOS AMPIOにしました。ハンドルとタイヤが外されただけの状態、いわゆる9分組で届きました。
タイヤはvittoriaの変なヤツ、zaffiroだった様に思います。ろくに変速の調整もせずとりあえず乗ってみての感想。「滑るように走る」から気持ち良いの何のって、GIANT TCRと同じ乗り物だとは思えない。森戸海岸までひとっ飛びぃー。
9速だったので、4500Tiagraを探してきて、直ぐにドロップにしてしまいました。
STI:ST4500
FD:FD4500
RD:RD5600
カセット:CSHG50(CS6500-12-27T)
クランク:FC4650 (170mm)
「よし、烏帽子石を見に行こう」
「カゴつけて買い物自転車にするんじゃなかったの?」
「Deuter背負って生協行くから良いよ、カゴ要らない」
「背中から大根飛び出しても構わない、ふろふき大根好きだから」
スプロケをCS6500-12-27Tにして坂対策。でも湘南海岸とか平らな所専用にして、上毛三山は軽いGIANTのTCRで行きました。
で、カーボンってどうなの?と思い始めるわけです。
カーボンはクロモリのパイプの違い以上の差がその製法で出るのが想像できます。ジャラジャラ調べた範囲でそんなに硬くなさそうなCarrera Nitro SLにしました。新宿のy'sでKUOTAを安売りしていたので迷いましたがデザインがシンプルだったのでCarrera、いい加減です。
ultegra6800で組み上げて走ってみると、AMPIOの様な滑るような走行感は味わえないもののTCRの様なコトコトガタガタとは異なり不快感はありません。軽いから山もいけるし、当分これで良いや。
いったんはそう思ったもののWilierべた褒め記事が気になって仕方ありません。会社から自転車代くらいの一時金が出たのでフレーム買っちゃいました。
アルテ6800を移殖して試走。ぐっと踏み込んだ瞬間に「あれっ?」、しばらく走り続けてもクロモリのGIOS AMPIOより滑らか。「滑るように走る」と感じた自転車より更に乗り心地が良い。カーボンってこんなに幅があるのか。試乗もしないで買うのって博打だわ、と思った次第です。