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エースと富士イチ2017(3) -サイクリングヤマト便-

サイクリングヤマト便

広島県から静岡県に自転車を送るためにサイクリングヤマト便を利用しました。ヤマト便の容量換算重量60kgの料金で運んでくれる事、ダンボールの手配が時間的に厳しかった事が利用の決め手でした。

オストリッチのフツーの輪行袋広島県から静岡県に自転車を2台送りました。

そのまとめです。

全体の流れ

-CJ+入会

-ヤマト便伝票入手

-サイクリングヤマト便利用券購入

-自転車集荷・持込

-サイクリングヤマト便チケット(利用証明書)発行

-(自転車集荷・持込)

-チケット(利用証明書)の提示

自転車の集荷ないし持ち込みはチケット購入後が良いでしょう。CJ+入会のみ事前に済ませヤマト便伝票入手以降を営業所で行う事も可能です。

利用書はスマホタブレット上に表示すれば済みます。紙に印刷したものでも構いません。

 

 

CJ+入会

CJ+会員になるとサイクリングヤマト便を利用できます。

色々プランがありますがサイクリングヤマト便の利用だけならベーシックプラン(会費2700円)でOKだったので、これに入りました。 

 

ヤマト便伝票入手

ヤマト便の伝票を営業所でもらってきました。チケット発行の際に発送元、発送先、伝票番号の入力が必要になります。事前にヤマト便の伝票を入手しておく方が楽です。

 

サイクリングヤマト便申し込み

ネット上でサイクリングヤマト便チケット購入します。2回利用券を購入します。

ほとんどの場合往復の2回利用だと思います。

https://cyclic.ne.jp/manual_cjplus.pdf

 

 

チケット(利用証明書)発行

HP上の所定のフォーマットに発送元、発送先、伝票番号を入力し利用証明書発行ボタンを押します。

画面に利用証明書が表示されます。利用証明書は再表示が可能なため予め利用証明書の発行までを済ませ集荷や持込の際に読み込んで再表示する事ができます。 

利用証明書発行時にヤマト便伝票番号が必要なため伝票入手が利用証明書発行より先になります。

 

 

利用証明書の提示

ヤマト運輸に利用証明書を提示します。スマホタブレットの画面上での提示でも紙のどちらでも構いません。

ヤマト運輸が利用証明書を撮影して手続きを進めます。このためスマホ上での表示でも紙でも構いません。

 

輪行袋への自転車収納

スプロケ、チェーンなどをカバーで覆ってホイールとフレームの接触する箇所はクッションを挟むのはいつも通りです。

車輪を外してエンド金具を付けてフレームの両側に車輪を固定するのは電車での輪行と同じです。

ペダルも外しました。ペダルを外して15のレンチを携行します。

それとボクはハンドルをホイールに通さない流儀の人です。この位置で合わせます。

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電車の輪行のケースと違うのは3点です。

・リアディレーラーは外して緩衝材でくるみフレームに固定しました。

・フロントフォークのエンドにダンボールを被せました。

・この後でホイールを覆うような形でダンボール箱を保護用に被せました。

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 サイクリングヤマト便利用申し込みと自転車の引渡し

 ヤマト運輸引取り

一回目はヤマト運輸に家まで集荷に来てもらいました。

ヤマト便伝票を渡し、サイクリングヤマト便チケット(利用証明書)をタブレットの画面を用いて提示しました。

チケットは印刷の必要は無くてスマホタブレットに表示されたものを見せればOKです。

CJ+サイクリングヤマト便の案内には一週間を想定下さいとありますが、営業所は3-4日で着きますとの回答でしたので、5日後で着日指定して依頼しました。

ただし、時間指定は不可との事でした。4/25午後の集荷で4/30の14:30頃着荷でした。

 

ヤマト運輸持込み

2回目、広島に送り返す時は営業所に持ち込みました。

ヤマト便伝票を記入して渡し、サイクリングヤマト便チケット(利用証明書)をその場で発行し、タブレットの画面を用いて提示しました。5/3夕の発送で5/7着指定としたところ5/7の9:30頃着荷しました。

サイクリングヤマト便の問題

サイクリングヤマト便の認知度

申し込み前に質問があったのですが、コールセンターに電話するよりも配達に来たドライバーさんに聞けば良いと簡単に考えていました。しかし、配達に来てくれた方はサイクリングヤマト便って知りませんでした。

翌日、エースが営業所にヤマト便の伝票をもらいに行った時も最初に応対に出てくれた方はサイクリングヤマト便を知らなかったそうです。

送り返すために自転車を抱えて営業所に言った際も受付の方はサイクリングヤマト便を知らず、お助けで出てきたドライバーの方は寸法を測り容積を計算し始めました。3人目に出てきた女性の方がやっとサイクリングヤマト便を知っていました。その方がエースがタブレットに表示させたチケット(利用証明書)を端末で撮影し始めるとドライバーの方は固まってしまいました。「サイクリングヤマト便というのがあって、こういう自転車持ち運び用の袋にいれてあれば60kg相当の料金になるサービスです。」とボクがドライバーの方に説明しました。

その程度のサービスなので当然のように次の問題が出てきます。

輪行袋の持ち方

家まで集荷に来てくれるのはありがたかったです。

ここで、問題点発覚。取りに来てくれた方は輪行袋を抱えようとしたそうです。

ウチで使っていのはOstrichのL100とROAD220という輪行袋です。

これはOstrichのRoad220ですが、ヤマトさんは黒丸の二箇所を持って抱えようとしたそうです。

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また広島に自転車が戻ってきた時はボクが受け取りに出たのですが、ドライバーの方は輪行袋の上からガッチリホイールを掴んでいました。

集荷の際はエースが肩紐を示して「これを持って運んで下さい」と頼んだのだそうですが想像するに肩紐を持って運んでもらえたのはその時だけです。

幾度も輪行して、駅で他のサイクリストが輪行袋を抱えるのも見慣れている自分には完全な盲点でした。マヌケですね。

中でこうなっているとは誰も思いませんよね。

 ついでに言うとオストリッチにはこのデザインの袋も出して欲しいです。

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リアエンド金具の倒れ

今回は初めてのトライという事で自転車をクロモリのGIOSアンピーオにしてリアディレーラーを外しオストリッチのエンド金具を使用しました。

自転車は2台とも4130のクロモリでホイールは丈夫で知られるRS20とRS21でした。

集荷の様子を聞いた段階で覚悟しましたが行きも帰りもオストリッチのエンド金具は倒れてしまっていました。

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リアエンドが曲がるような扱いは受けなかった様で変速がおかしくなる事はありませんでした。

さて次はどうしよう

 

 サイクリングヤマト便を使うならどうするか

持ち方を見る限り輪行袋というやつはオストリッチで言うとOS-500の様なトラベルバックと呼ばれるものでないとまずそうです。そうなると「注意」が気になります。

サイクリングヤマト便は1040 x 1040 x 1700のロールボックスパレットに入れて送るそうで、場合によっては縦置きになるそうです。

OS-500のサイズは1350x820x210ですから縦置き覚悟ですかね。

縦にして立てかけられる前提でエンド金具を付ける必要があるでしょう。

オストリッチ等のエンド金具では倒れてしまう可能性が高そうですからエンド金具には一工夫必要になりそうです。

OS-500の1.5-2万円という実勢価格とエンド金具に工夫が必要である事を考えるとサイクリングヤマト便は今回でお仕舞にしようと思います。

ヤマト便

ヤマト便でもモチロン自転車は送れます。

 ヤマト便の容積換算重量(kg)=縦(m)x横(m)x高さ(m)x280

市販のもので算数するとこんな結果になりました。

BTB輪行箱             1.16x0.73x0.36x280=85.4換算重量100kg

BTB輪行箱203            1.04x0.72x0.27x280=56.6換算重量60kg

Acer bike porter pro     1.06x0.74x0.23x280=50.5換算重量60kg

Acer bike porter smart 1.15x0.81x0.305x280=79.6換算重量80kg 

ヤマト便料金表 | ヤマト運輸

色々な箱詰めの写真が転がっています。

100kgならハンドルもサドルも外さなくって済みそうです。

80kgならハンドル外すけどサドルを外さないで済むようです。

サイクリングヤマト便と送料が同じになる、換算重量60kgを実現しようとするとサドルとハンドルを外さないと厳しいようです。

 

多分、次があるとしたら自分で箱を作ってヤマト便です。