2017全日本インカレ決勝 青山学院大vs筑波大 MVP比金みなみ
いよいよ決勝です。
どっちが勝ってもいいです。誰がMIP賞でもいいです。
一セット目は筑波が圧倒。まあ、そうかもな。
二セット目の途中で前の席に松江愛佳と山形理沙子がやって来ました。それを見たエースが「むっちゃん来るんじゃないの」と興奮し始めました。そしたら暫くして本当に安田睦実と中山恭佳がやって来ました。
[安田] [中山] [松江] [山形]
[ ] [ ] [ボク] [エース]
この後はエースは目の前の安田とコート上を順番に眺めて興奮していました。
安田さん、『気』を感じませんでした?うちのかみさんです。
試合の方は時として筑波が圧倒するも青学の集中力は凄かったです。井上亜里沙、川上雛菜をサーブで攻めて、川上が前衛の時はむしろ青学有利。若松佳奈美は井上の強打に懸命に食らいつき、比金みなみはアタッカー全員を駆使して筑波を攻めました。及川真夢がドンドン乗って来てブロード攻撃にブロックに大活躍。3-0で筑波だと思っていた試合がフルセットにもつれ込みました。
手駒は万代真奈美の方が豪華。生かしきれるか。
奥山奈映で完璧に釣ってノーマークで兼若真由。
「グゥー」に見えるけど「パー」坪川夏音。
ボクが見た範囲では、春からずーっと頼りになった宮下聖果。
真ん中から奥山と及川を使う。
今度は後ろに走らせる。
二枚替えで入った野嶋と及川。始めは目黒&山野辺でしたが野嶋&山野辺に。
ブロックは山城愛心と甲萌香、抜くとこ無くっても向ってった坪川。
強打が続けて決まるとお祭り騒ぎになる今年の筑波。
山城がいると特に賑やか。
山野辺輝もちゃんと仕事していました。
12-9で青学リード、厳しい点差。丸尾に声をかける井上と頷いて応える丸尾。
最後は宮下に集まる。懸命に手を伸ばす川上と萩谷。
亜里沙が拾いきれなくて試合終了。
5セット目の出だしでもたついた筑波でしたが徐々に青学を追い上げ10-9に。ここでネット際に帰ったディグのボールをジャンプトスで捌いた万代がドリブルを取られて再び二点差に開きました。井上が前だっただけに痛いミスだったと思います。
青学13点で二枚替えで山城と横田が出てきましたが、もう一周前だったんじゃないかと思います。
最後は井上がスパイクを拾いきれなくって試合が終わりました。最後の最後までチームメイトを鼓舞して諦めないでプレーしていたと思います。
MIPは坪川夏音でした。
坪川は確かに良くやっていましたけど、MIPはこの試合限定って事なので及川真夢かなと思いました。攻「守」に貢献って事で坪川なのかな。
セッター賞は万代真奈美でしたけど比金みなみがMVPですから実質比金だと思います。
比金は素晴らしかったです。ボールの下に入るのも早いし、ネットから多少離されても速い攻撃使ったりする一方でラリー中は無理しないでレフトのトスを高くしたりと状況判断が良かったと思います。アンダーハンドのトスも正確でした。ブロックもこれまで通り良かったと思います。青山学院は好きじゃなくってリーグ戦でも対戦相手が嘉悦とか日体大じゃないければ見ません。ですけど決勝の比金のプレーは見応えがありました。比金も山野辺もこの1年で大分伸びたんじゃないのかな。専門家の評価はどうなんだろ。
秋山美幸は大学時代に全カレ勝って、母校に監督として帰ってきて後輩とタイトルを取るなんて本当にカッコイイ。
恩師にもう一度胴上げの味を味あわせてあげるなんていいやつの100乗。
青山学院大 3-2 筑波大
●14-25○
○25-22●
●16-25○
○25-21●
○15-12●