Kaita City Life 海田市生活

次はどこ走ろうか

2018全日本インカレは筑波大学優勝・MVP丸尾遥香、セッター賞万代真奈美

今年も全日本インカレ行ってきました。

戦前の予想

鹿屋体育大学優勝

東海大はもちろん強いけどココ最近はトーナメントで格下に競り負けるケースが多いので評価を下げました。青山学院が全カレに向けて仕上げてきそうで不気味。組み合わせ的には日体大が有利だけど、2位だった秋リーグも辛勝が多かったので、この位のハンディが無いと優勝争いは厳しいかなという予想でした。

くじ運に恵まれなかった鹿屋体育大学は優勝経験のある実力派の4年生と勢いのある下級生が上手く組み合わされた好チームでやはり本命。

止めてもう15年経つのに表現が競馬新聞になっている所に呆れます。

いざ始まってみると鹿屋体育大学は関東秋リーグ9位の日大にストレート負け。

秋リーグ見に行ったとき、日大の監督さんの陣地は目の前だったっけ。

元気の良い人だったな。

福岡、筑波、日女、鹿屋と揃ったブロックだったので4強まで来れない可能性もあるとは思っていました。 

関東リーグ勢は嘉悦と桜美林を除くと何処が何処に勝っても不思議では無かったので大番狂わせとまでは行かないけどストレート負けとは・・・。

エースは安田睦実が見られない事にショックを受けていました。

「負けちゃったの?ホテルをとってあるはずだから、体育館にいるよ」

「キャンセルして鹿児島帰るだろ」

なーんて会話をしていました。

安田には日曜日に意外な所で会ったようですけど。

準々決勝の組み合わせと結果

全日本インカレのベスト8が出揃った所でほぼ関東大会に。

東海大 2-3 松蔭大

筑波大 3-0 日本女子体育大

青山学院大 3-0 国士舘大

龍谷大 1-3 日体大

関東一部リーグ以外は龍谷大学のみ。

龍谷のヤマには関東一部リーグのチームがいませんでした。

もし、いたら、例えば順天堂大学がいたとしたら、そこが勝ちあがって完全な関東大会になったかもしれません。

なってただろうな。

トーナメントの成績が最近いまひとつの東海大が去年に続いて松蔭に負けてしまいます。これで日体大龍谷大に負けるようなら東上を止めるつもりで居ました。

中山恭佳がいなくて、貞包も松本もいなくて、櫻井もいないバレー大会見に広島から大田区まで出かけてらんないです。

学連のツイッターで経過をチェック。

日体大龍谷に勝って4強入り。

予定通り大田区総合体育館に向かう事にしました。

 

準決勝

準決勝は完全に関東大会。ココから観戦。

体育館の入り口で東海大の選手たちを目にしました。

貞包を見かけて「プレー見れないんだな」とがっかり。

 帰ってからDAZNで松本愛希穂見て「ほら、ほら、トップとフィニッシュの形が格好いいでしょ」ってエースに力説するの空しかったです。

青山学院大 3-1 日体大

秋リーグでは日体大の辛勝でしたが、青学は市川を起用。日体大は秋リーグの対戦では持ちこたえたサーブレシーブが崩されました。柳沼と櫻井が前衛のスロットでは特に効果的に柳沼を潰していたと思います。

一方の日体大のサーブは効果が無く防戦一方の展開。

2セット目に辻村のサーブで一気に連続得点を挙げたのが数少ない見せ場でした。 

筑波大 3-1 松蔭大

1セット目は古谷に徹底して集めてしまったのが完全に裏目にでました。3セット目は比較的球を散らした結果、古谷の決定率も上がっていました。榎本の決定率がそれほどでも無かったので、対角を組む川上と高間ともまずまずだった筑波と差がありました。

松蔭は長野も遊ばせてしまっていたように感じられ、全体的に上手く使えていなかったかな。

ただ、試合を見て感じたのは「古谷すげー」で「筑波強い」ではなかったです。

筑波の選手は満遍なく活躍している印象で、一年生の高間来瞳は秋リーグを見たときよりずっと良かったです。

これ位活躍すると人気も出るように思います。

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エース川上雛菜。

関東リーグを見に行くと何故かこの人の関係者の近くに座ってしまうので、絶対に悪口を言わないように気を付けてます。

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万代さんは調子が良かったように思います。

鏡原のキャッチが良かったので、丸尾で釣って山城って、学生相手ならブロック振れるに決まってますよね。

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ミドルの高橋茉莉奈も秋リーグで見たときには「甲の代役は荷が重すぎ」だったのですが、良いプレーしていました。

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勝戦と三位決定戦

松蔭大 3-1 日体大

日体大は前日と同じ、柳沼と吉田が崩されてしまい、ペースが掴めませんでした。

怪我をして長いこと試合に出られなかった小澤史苑が意地を見せました。

筑波大 3-1 青山学院大

日体大戦では柳沼と吉田を崩していた青学のサーブでしたが、この試合では鏡原の所に大分飛んでいました。

佐藤はちょっと乱されると及川のセミに逃げてしまい、及川が筑波の高いブロックに囲まれてやられる、というのを繰り返し見させられた印象です。

結局は比金家と交代し、三代目に代わった3セット目は青学。で、最後はその比金のドリブルで試合終了っていう、一年生セッターにとっては苦すぎる決勝戦でした。

優勝した去年の比金家二代目プレーを思い起こすと、まだまだって事ですね。 

一方の万代は今年見た6-7試合の中(黒鷲、東日本、秋リーグ)では一番冴えていたように思います。サーブが鏡原に沢山行って、彼女が良いボールを返していたのも大きいと思いますけど、絞らせない組み立てで、良い球が出せていたと思います。 

4年に塚田、朝日、土井、3年に井上、2年に丸尾のチームでも勝てなかったのに、今回のチームで勝つのですから、トーナメントってピーキングとかノリが大事なんですね。

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宮下聖果は今一つでした。

そりゃあ宮下だって調子悪い時あるよねと妙に納得していました。

前年の決勝では比金家二代目は最後宮下に集めていましたが、そういう出来では無かったです。

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丸尾は丸く。

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市川彩はレシーブ賞。

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山城愛心がほとんどマークされないで打てちゃうメンツ。

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田中みちるが一番目立ちました。

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丸尾の「先生、先生」って声がよく聞こえました。

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その他

放送席のモニタにポストイットが貼ってあって「青学-X、青山学院-〇」って書いてありました。青学って大昔からふつーに言うじゃん、気に入らないの?

青学は試合前に秋山も入って4人でボールを回す練習をするのですが、初めてみるタイプの練習で面白かったです。

この画だと秋山が佐藤に回転かけたりして球を入れて、佐藤が前向きで比金、バックトスで花澤に向かってあげます。そこからまた秋山に球が返ります。

3セッターがポジションを入れ替えながら調整。

4人ともハンドリングが綺麗なので、見ているこちらは気持ちよかったです。

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秋山は本当に三人も育てられるのでしょうか?

三人ともハンドリングは軟らかいしボールも綺麗なので注目したいところです。

二試合ともスタメンは佐藤彩乃でした。 

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比金家三代目。

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花澤佳奈。

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試合には関係ないですけどエースはトイレで安田睦実と鉢合わせたらしくって「むっちゃんがいたよ」と大喜びでした。

  今回の移動はは往復LCC春秋航空の予定でした。

帰りは月曜だったのですけど、八重洲からバスで成田に着いてから飛行機が欠航になった事を知って、成田から八重洲にとんぼ返りして新幹線で広島に戻りました。

ANAを取っていた知り合いは福岡に降ろされたって言ってました。

新幹線の中でテザリングで会社のネットワークに入って用事こなして疲れました。