Kaita City Life 海田市生活

次はどこ走ろうか

BRM908嘉麻200糸島

久々の200kmサイクリング

7月から8月頭はボランティア。お盆時期は親戚の来広。なので全然自転車乗っていませんしランニングもしていませんでした。

サイクリングっていうと40km、ランニングなら5kmそんな感じです。

ボランティアは暑い中スコップで土砂を袋に詰めて、息が上がったら休むという事の繰り返しだったので、インターバルトレーニング系でしょうか?

この夏はこれが一番きつかったです。

そんな活動量でしたが、福岡の海沿いってコースに惹かれて、追加募集に名乗りを上げました。

雨確定の天気予報でしたが福岡まで行きました。

雨の日はサイクリングに行かない主義なんですけど走ってきました。

18:00過ぎに海田町をエースと二人で出発。ブルベ参加はボクだけです。

エースは熊本観光です。

途中、ウエスタンな雰囲気の下松SAでさいころステーキを食べました。

普段は焼きカレーなんですけどね。

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関門橋はエースの運転で通過です。

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23:00頃に飯塚市のホテルにチェックインしました。

そこで、会社のネットワークにログインしてトホホな雑用こなして、エースはその間に入浴して1:00過ぎに就寝です。

朝はスッキリとした目覚め。

ホテルから約15分でスタート地点に到着です。

スタート

エントリーリストには70人からの名前が載っていましたがブリーフィング見る限り20人ちょっとって所です。

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そろそろ出ようかって所で雨が強くなったのでカッパを着込みました。

雨は本当は走りたくないのですが一回くらいは走っておいて、この先、多少の雨にあっても困らないようになれれば良いなって考えです。

前半で3つ峠を越えて後はほぼ平坦というコースでした。

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雨の中を自転車でそれなりの距離を走るのは、高校以来です。

最初の峠は縦のグルービングがありました。
普段走るエリアだと縦のグルービングは江田島早瀬大橋への坂くらいです。

二つ目の峠、セブンミリオンカントリークラブの横の下りは、丁度抜かしていった人の後を付いて行って、それなりのスピードで下りました。ここは路面に細工がなかったので良かったです。

この後、再び雨が強くなってきたので 、50km地点のJA福岡市内野でコンビニ袋を履きました。

こんな事するの初めてで、蒸れるの見え見えでしたがとりあえずやってみました。

1-2時間は快適でしたが結局はグチャグチャでした。

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転倒

三つ目の峠は曲渕水源地を過ぎてから下り。ここは段差舗装。普段からこういうの走りません。おまけに雨という事でゆっくり行きました。

よせばいいのに後続の車に道を譲ろうとして、白線より外に出ました。ちょっとした段差で外に持ち出された時に側溝の蓋の縁に着地してツルッっと滑って転倒です。

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頭が跳ねたのが分かりましたよ。

その後もズルズルーと滑り落ちました。

ジャージの膝と大転子の横が破れ、カッパの背中にも穴が開いていました。

更にヘルメットは締め付け調整のダイヤルがどっかに飛んでいきました。

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起き上がってディレーラーを動かすと両方とも動きます。チェーンが落ちてチェーンステーに挟まっていましたが、割と簡単に抜けました。前後輪ともクイックを緩めてはめ直したところ普通に変速しました。体も大転子が少し痛むだけです。

そういうわけでラッキーだったのですが、いっぺんに焦ってしましました。

「ヤバイ、ヤバイ」ってずーっと言っていた気がします。

PC1で先についていた参加者の人が雑誌を立ち読みしていたのを見て落ち着きを取り戻しました。この方は単にトイレを待っていただけだったんだと思います。

「そうか、九州まで遊びに来てるんだった」

「ケガらしいケガもしてないし自転車も傷んでないんだから楽しもう」

という事でのんびり福岡の海岸線や街を眺めて行こうって気になりました。

まあ、のんびり行きすぎましたけど。

フォトチェックの糸島です。

こういうの日本中にありますね。

人生で最初にこういう所に行ったのは三重県の二見浦です。

九大が伊都に移転したっていうのは何となく知っていて「僻地に移った」って思っていたのですが、都市部にもリゾート地にも近くって良さそうですね。

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九大の中って入ったことないのですけど、大昔絵馬に「必勝!九州大学」って書いたことがあります。で、まあ神社で知り合いに見られて「大丈夫?正気?」とか言われて恥ずかしかったことがあります。その年は「別の島」のガッコを受験しました。

結局、翌年本州のガッコに入ったのでした。

福岡市街

福岡市内は結構テンション上がりました。

百道通りは少し前に出張で行った台中の通りに雰囲気が似ていました。

このころにはもう大転子の痛みも引いていました。

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PC2はセブンイレブン福津勝浦店。

セブンイレブン津屋崎勝浦店としてetrexに入れておいたのですが、店を出ようとすると自動ドアに福津勝浦店と書いてあります。

「はす向かいにコンビニがあるパターンか?」と一瞬思うものの、「この田舎でそれはなかろう」と思い、店員に確認。

「ウチは津屋崎勝浦店です!」と自信満々のお答えでした。「でも、入り口には・・・」と言うと男性店員が「元々津屋崎勝浦店でしたが建替え後に福津勝浦店になりました」と大声で教えてくれました。

出発前にエースにラインして、ゴールに向かいました。PC2から45km程なので、まだ玉名にいたとしても丁度ゴールする頃に嘉麻に戻ってこれるでしょう。

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この後もこちょこちょ道を間違えましたが、今回は割と早く気がつきました。

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ゴール

GARMIN見ると3km位余分に走っていますけど、joyfulに戻ってきました。

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駐車場でエースを待ちました。20分ほど待って合流できました。

いろいろ楽しんできたようです。

玉名ラーメン

熊本県玉名市って街があります。

「玉名ラーメン」と呼ばれる独特のラーメンがあります。

他所モンからすると「要するに熊本ラーメンでしょ?」という事になるんですが、絶対に違う「別物」だと・・・・そういう事らしいです。

一昨年のR熊本の「有明海一周」のブルべに参加したときは、土曜に熊本市に泊まって、日曜は玉名にラーメン食べに行きました。

行ったお店は「桃苑(とうえん)」というお店です。エースが言うには玉名ラーメンの切り札みたいな店ってことでした。

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エースと妹さんが子供のころに歌っていたという「桃苑の歌」という変な歌があるんですけど、それも教わりました。

川沿いの駐車場に車を停めて店に入ったんですけど、ありえない臭さに固まってしまいました。

「ここで息するの?」

店内を見回すと家族連れが複数います。

「ガキの頃から食ってるから臭いって分かんねぇのかな?」

我々のすぐ後に十代後半か二十歳ちょっとすぎ位のカップルが入ってきました。

「えっ、デートでこの店使うの?」

「服にニオイつくから嫌とかないの?」

何が旨いんだかわからないのでエースと同じやつ注文しました。鼻から絶対息を吸わないようにしながら食べたので食べづらかったです。

どんな味がするのやらとビビリながら飲んだスープは旨かったです。

普通に食べたら相当旨いんだろうけど、それは無理だからなあ、もったいないなぁ。

我々の後からもどんどんお客さんがやってきてすぐ店内は一杯になり、外では中学生の女の子のグループが順番待ちしていてビックリ。

「中学生女子が並んでまでこの臭いの中で食うのかよ?」

お持ち帰り用のセットを買って帰り、広島に戻ってから食べました。

二人分しか作っていなくって、換気扇回して調理したので「桃苑」みたいな臭いはしませんでした。

旨かったです。

そしてエースにとって「桃苑」と並ぶ存在が「中王ラーメン」だそうです。

ここは真っ直ぐな玉名ラーメンだけでは無くって、ちょっとひねってあるメニューも売りなんだそうです。

「江夏と上田次郎がダブルエースって言うそういう感じね?」

「・・・・・?」

 この前ブルべで一緒に熊本に来た時に「桃苑」で食べたので今回は「中王ラーメン」という事みたいです。で「桃苑」ではお持ち帰り用を買ってきていました。

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山田久志足立光宏が順番に投げて巨人やっつける感じね?」

「・・・・・?」

「ちゅうおうラーメン」って音としてはよく聞いていたんですけど「中央ラーメン」だと思っていました。「中王ラーメン」では久々だったので気合い入れて全部乗せを注文したそうです。

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お店は代替わりしていたそうですが繁盛していたので安心したんだとか。

ゴール後

エースは玉名の街中をブラブラしてから嘉麻市に戻ってきました。

ゴール地点のジョイフルでエースと合流してから「嘉穂の湯」に向かいました。ぬる目のお湯に浸かって1時間ほどゆっくりしてから夕食です。

エースにラーメンの話を散々聞かされて自分もラーメンが食べたくなってしまいました。最初は「拉麺よいち」にいこうとしたのですが余りのマニアックな雰囲気に気後れしてしまい、ラーメンをあっさり断念。

ガラス張りで店内が良く見えた居酒屋の「うまづら」にしました。ここでアジフライ、出し巻き卵、やきとり等を頂いて岐路に着きました。飯塚を出たのは22:30過ぎでした。

海田までの道のりは長く、眠くなること度々だったので、PAで15分程の仮眠を取りながら帰りました。

海田について布団に入ったのは4:30過ぎでした。

今度からは土曜も泊まろう、そして有明海走ったときみたいに日曜は観光しよう。

そして玉名ラーメンを食べよう。

来年も福岡か熊本のブルベに九州観光を兼ねて参加したいと思います。