内田光子ピアノ・リサイタル ～ シューベルト・ピアノソナタ ＠倉敷市民会館
内田光子のピアノリサイタルで倉敷に行ってきました。
倉敷公演は他の公演と違ってぴあ等からは申し込めず、くらしきコンサートのHPで直接申し込みでした。
HPにアクセスして、欲しいチケット、こちらの名前や連絡先を入力。
返信メールについていたサイトにアクセスして決済を済ませるとチケットが送られてきました。
7/1に申し込んで7/4位に支払いしています。
小屋は倉敷市民会館でした。
倉敷市民会館は倉敷美観地区に隣接しています。
車は倉敷市芸文館駐車場に停めました。入り口も空いていて直ぐ停められました。
倉敷市立美術館の横の市営中央駐車場は激混みだったので穴場かなと思います。
200mしか離れていないし。
というか美観地区にはこっちの方が近いです。
30分100円で最大820円です。安い！
時間があったので美観地区をまわりました。
ジーンズの街という事なのでいくつかジーンズショップを回りましたが、本当にカッコいいのが沢山。
特にこの店が気に入ったので次回はシャツかジャケットを買いたいです。
Heart Made Baseって言ってGraph Zeroというブランドを扱っていました。
美観地区をジーンズショップを中心に見て回って時間をつぶしました。
で、倉敷市民会館に移動です。
ココには、2010/5/29のクリスティアン・ツィメルマンのピアノリサイタルで来たことがあります。
演目に大好きなショパンの舟歌があったので聴きに来たのですが、ピアノソナタの第二番がメインで、おなか一杯の楽しいプログラムでした。
ピアノを生で聴くのは年に一回か二回で、今年は9/23に原爆資料館の横でアリス・紗良・オットを聴きました。
今年の二つ目が内田光子。
内田光子を生で聴くのは初めてです。
内田光子といえばシューベルトという事は大分前に人から聞かされて知っていたのですが、シューベルトはあんまり知らないです。
広島からさして遠くないので折角の機会ですから聴いてみようって事です。
倉敷はプログラムBでした。
開演30分前ほどに市民会館に入り、着席したのが10分ほど前でした。
結構いい席だったのです。
通路のすぐ後ろ、反射板の目の前の席でした。
16：05頃には内田光子が拍手に迎えられて登場。眼鏡をかけて演奏を始めました。
一曲目が終わって袖に戻るときにホール側が舞台の照明を明るくしたのですがビクンと驚いていました。
二曲目で入っているときにやっぱりホール側が舞台の照明を明るくしました。
そうすると大きく手を振って「やめて」と制しました。
そんなやり取りがあったので二曲目の後、休憩の際も舞台の照明は明るさの変更なしでした。
休憩をはさんでこの日のメイン、シューベルトの21番。
ちょっとイラっとする出来事もあったこの日、内田光子的にどの程度のデキだったのかは分かんないですけど、客がほわーっと気持ちよくなって漂っているのが分かりました。
ホール全体がゆーっくり、川下りの舟のように揺れている感じでしょうか。
夢のような時間でした。
終わった後は大きな拍手。
舞台に親に連れられた小さな子供が花束を持って寄っていったのですが、花束を受け取って握手していました。
子供だから握手できたのかな？
アンコールは無しみたいなものでした。
でも、元々のプログラムだけで充分楽しかったです。
来てよかった！
2016.6.9にユン・ディ・リがHBGホールで演奏した事があって、その時も二人で出かけました。帰って来てから「バラードが凄く良かった」と繰り返し言うので、ツィメルマンのCDを買って聴かせたところ「こっちの方が全然良いよ」とさらに喜んでいました。
「どうする？またツィメルマンのでも聴く？それとも内田光子？」と聞くと「内田さんで良い！」と即答でした。
プログラムの裏に書いてあったのですが、来年は10月に五嶋みどりが来るそうです。
