海田町からつくば市までGIANT-TCRを運ぶ話(1)組み立て編
このお話は、空き部屋で箱に詰まって三年間放置されていたGIAN TCR 2010年型が再び自転車の形になって、海田町からつくば市まで旅する話になる予定です。
経緯
メルカリとかラクマとか、そういうので売って部屋を片付けようと思いました。
ところが、自転車の場合は防犯登録を取り消さないとならないそうです。あるいは譲渡書を自転車に着ける必要があります。
TCRは国分寺の自転車屋さんで中古で買って防犯登録したので、取り消しって言われても海田町民には重いです。
それ以前に防犯登録した時にもらったカードがどこにあるか分からない。
乗鞍畳平に一緒に行った自転車なので捨てるのも忍びなく、試しに妹の息子に聞いたところ「乗ってみたい気持ちもあります。」という事でした。
という事で、つくば市在住のおいに差し上げることにしました。
箱から出てきたお姿
シートポストとブレーキはNitroSLに、ステムはWilierGTRに持っていかれています。BBもありません。ホイールのRS10はとうの昔に妹のEscapeR3に移植済み。
fizikのサドルは捨てました。酷いサドルだった。もっとも愛用者の多いアリオネも合わないですから無理もない。
クランクも外してあって、これは漢らしさ全開の53/39で172.5mmです。
つくば市でこの自転車に乗る予定の方は173cm位なので長すぎかな。
Tiagraのクランクをアルテのチェーンリングを使って46/34にしたものがあるので50/34に戻して使います。
やること
基本、元に戻すだけです。
でも下記4点は変更。
・ホイールのRS10は手放しているので手持ちのRS20にする。
・53/39のクランクは酷なので手持ちの50/34のTiagraにする。
・純正サドルは捨てたので手持ちのveloを付ける。
・FD5600はFD6800に交換。
FD5600はプレートが曲がってしまう事で有名で105病という専門用語まである様です。
最近FD6800をFD-R8000に替えたので、そいつを転用。ロングアームの5800と6800はそれ以前のモデルに比べてFDケーブルの張り調整が楽でした。
FD5600などを使っていた時代はペンチで思いっきり引っ張りながらケーブルを止めていました。ケーブルをこうやって止めただけではアウターに上がらないので、その後でインラインアジャスターでケーブルテンションを上げてアウターに上がるようにする、というやり方でした。
ロングアームになってからは、アームを倒した状態でケーブルを止めると、結構なテンションで張れたので、アジャストボルトで少し調整すればお終い。張り直しは必要がありませんでした。
今のR8000等はディレーラーにケーブルテンションを上げるためのボルトが付いていて更に楽です。
おまけにケーブルの通り道を補正する、この作業も必要なくなりました。
旅立つ前のお姿
STI:ST5600
ブレーキ:BR5600
FD:FD6800
RD:RD5600
クランク:FC4650
ホイール:RS20
タイヤ:Vittoria Rubino Pro3
サドル:Velo-VL1622
スプロケット:CS-5600 12-25T、 CS-5700 12-27T、CS-4600 12-28T
ペダル:不明、マイパラスの付属品です。
スプロケは12-25Tが標準でしたが山用に12-27Tと12-28Tを導入しました。
筑波山に上る様になるかもしれないので、全部つけちゃいます。
5600シリーズでFDを6800に交換しているので5600シリーズをちょっとバージョンアップした感じでしょうか?あっクランクが4600シリーズか。
FC-5750とFC-5800なら今でも手に入りますね。
古いですけど、タダだから良いって事にしてもらいます。
ヘッドチューブの塗り分けが結構格好いいですね。
バーテープはいつ巻き替えようかなぁ、着いてからが良いかなぁ。