Kaita City Life 海田市生活

次はどこ走ろうか

2019ヒロシマMIKANマラソン

 ヒロシマMIKANマラソンは4回目の参加です。

なかなか続けて参加しているイベントはないのですがこれは4年連続。

近いって事と江田島が好きだって事で続いているのだと思います。

MIKANマラソンのポイントは才越峠と沖美ビーチだろうと思います。

往路と復路で二度才越峠を越えることで、走力のある人にも走りごたえのあるコースになっているし、沖美のビーチは江田島の自慢で爽快感一杯になります。

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実際、ニューイヤー駅伝とか箱根駅伝のランナーも見た事あります。

そんなMIKANマラソンの10kmにエントリーしました。

昨年同様に出遅れてハーフは満員御礼でした。

昨年はゆずれーるというのに並んでハーフに参加することができました。

実際のレースでは13kmあたりで足が攣ってしまい散々でした。

今年はコムレケア飲んで走り切るぞ!と思っていたのですが出遅れでした。

おとなしく10kmにエントリーしました。

10kmだと才越峠の上り口で折り返しなので、MIKANマラソンの売りの部分は走ることが出来ません。ですが、江田島好きだし、ポークアンドチキンさん出店してそうなので出撃です。

7:30過ぎに海田町を出発。

駐車場は大柿中学校。たいていの方は赤線のルートで大柿中を目指しますけど、ウチは昨年から黄色線のルートで行っています。

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9:00前には体育館の場所取りと受付まで済ませました。

今年のTシャツはこれ。

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一通りお店を見て回ったのですがポークアンドチキンさんはすでに行列。

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我々はタイムが遅いので帰ってきてからでは焼き鳥が無くなってしまうだろうと走る前に、鶏ぷる飯、からあげ、炭火焼き鳥を購入。

この日の焼き鳥は「もみじ」という品種だとの事でした。

で、我慢できずに走る前に少し食べてしまいました。

焼き鳥は相変わらずコリッとして美味しかったですね。

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会場には江田島みかんぼうやとなぜか愛媛のみきゃんがおり子供たちに人気です。

みかんぼうやが野球少年たちをちょっとからかったところ、子供たちに火がついてしまい「悪質タックルじゃー」とボコられる羽目に。

慌ててお母さんたちが止めに入って、ゆるキャラを救出です。

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焼きそばなどのありがちなブースもに加えて、包丁研ぎのブースもありました。

一本200円で沢山注文受けていました。

地元の人が年一で持ってくるのでしょうかね?

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スタート前も楽しく過ごしました。

シーズン最初のイベントという事もあるのでエースに付き合って走るのも良いかと思い、数日前に予定ペースを聞いてみました。

「どの位で行くつもり?」

「7分くらい」

エースは今まで10kmを65分くらい、ハーフを2時間30分くらいで走っているので、少しゆっくりすぎる気もします。

でも、それくらいゆっくりならば足袋で走っても何とかなるかなという事で今回は足袋でエースと並走してみることにしました。

杵屋無敵です。

足袋でジョギングするようになったきっかけは6月の大崎上島ウルトラマラニックです。マラニックをサンダルで走っている人を何人か見ました。

最初は妙な自然信仰みたいなのにハマっている怪しい人達かなという印象で気にしない事にしていました。大崎上島を半周ほどして、弓張岩から木江資料館のあたりでサンダルの二人連れとadidasのランニングシューズの方に同時に抜かされました。

三人とも70kmの参加者でした。

我々を抜かしていく時、シューズが地面を蹴るタッタッタッという音しか聞こえず、サンダルの二人の足音は聞こえませんでした。

走っている後姿を見ると足が沈み込んでいく姿がサンダルランナーとadidasシューズランナーで全然違います。サンダルの二人は前足部を着いてから踵が落ちてくるのですが、そのスピードがスローモーションの様にゆっくりでした。並走しているadidasシューズの方が一気にポンッと足を着くのと対照的でした。

ランニングシューズの走者にも前足部から接地する人はいましたけど、その誰よりもゆったりして柔らかい接地で走って行きました。

帰って来てから調べると、広島市内にランニングサンダルの取扱店がある事が分かったので出かけてみました。

お店の人は当然の様にサンダル履きでした。自分で作ったサンダルを店で売っているみたいです。

「この前マラニックに参加した時に70kmをサンダルで走っている人を見たのですけど、なぜサンダル履きで走れるのですか」と聞くと「走り方が変わるからですよ」というお答え。

ただ、いきなりサンダルはちょっと障壁が高いから最初はビブラムが良いと思いますと言ってすすめてくれた五本指ソックスみたいな靴?は結構な値段がします。

試し履きさせてらって感触も良かったのですが、その日はいったん諦めて退散。

ちょうどアメリカ出張が決まっていたので、アメリカなら日本より安いかも、と思って出張先の街のショップのHPで値段を調べたのですが、日本よりは安いものの15000円程度はします。

お試しで15000円は嫌だなと思っていたところで足袋に行き当たりました。

税込みで5400円、これなら合わなくても諦められます。

ランニングに使えなくてもペタンコになって軽いので輪行時のシューズに活用できます。adidasのマリンシューズを持っているのですが、これだと輪行の荷物としてごつくて邪魔です。でも足袋ならOK。駅で歩いていてもジロジロ見られない物があればなあと思っていたのでピッタリです。

そんな経緯で7月からたまーに足袋で走る様になりました。

最初は1km走っただけでふくらはぎがバリバリになってしまい、アスファルトの上を走るのは諦めました。道後山のクロカンパークや瀬野川の河川敷で土の上を走る時に履く事にして試しました。

ふくらはぎは凄い筋肉痛になるものの他は痛みも違和感も出ません。ふくらはぎの筋力が大崎上島で見た二人のゆっくりした接地をもたらしているのだろうと妙に納得です。

だんだん、アスファルトの上でも走れるようになり、ここ最近は5km程度のジョギングは足袋でやっています。最長距離は7kmまで来ました。

シューズで走る場合よりも足に疲労が来るのが早いものの痛みは出ません。

以前は月に100kmとか走ると足の裏が痛くなったのですが開放されました。

膝などが痛くなる事もありません。

大分足袋で走る事に慣れてきたので、ゆっくりなら10km走れるかもしれないと思い、エースの7分ペースに付き合って足袋で走ってみることにしました。

定刻の10:45スタート。

スタートで皆さんが張り切って走りだしますが、エースが「いいよ、ついていかなくて、最初はみんな飛ばすんだよ」と大人のコメントです。

とは言うものの、エースは相変わらずの走り方です。

下りで飛ばして、上りで歩いて、給水所でのんびりしたがります。

残り3km位の所で「苦しいから陰に入らせて」と真後ろについてきました。

しばらくして元気になったようで、大柿高校の手前でいきなりペースを上げて走り出しました。ついて行って、最後は並んでゴールでした。

1時間8分だったので予定通りです。

「あー、やっぱり65分は切れなかったか」「でも最後は6分15秒で行った」と残念な中にも満足がある様なエース。

帰ってきてエースのGARMINのログを見てビックリ。

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平均心拍175、最大心拍191って凄い。そんなに上がるの?

そして心拍ゾーンを見てみると、真っ赤!

ずーっとゾーン5。

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1時間もゾーン5で運動できるものなの?

よく倒れないね。

そして僕の心拍ゾーンがこちら。

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ゾーン5は12秒だけ。

多分大柿高校の手前でエースに合わせて慌ててスピードを上げたところ。

ゴールして5分以上たってからGARMINを止めたので、ゾーン2はゴール後のデータなのではないかと思います。

ゼエゼエは言わなかったけど足はそれなりに疲れましたし、足袋で初めて10km走れたので良かったです。

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走った後はもう一回ポークアンドチキンさんと焼きそば屋さんに行って食料を入手。

体育館でゆっくりして海田町に帰りました。

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足袋で10km走るのは初めてだったので足の具合がどうなるかと思ったのですが、翌日も痛みは出ませんでした。

念のために瀬野川をシューズで10kmジョギングしてみたけど普通に走れました。

どこも痛くない。

ようやく、月に100km走れる、脚力と走り方になってきたようです。

これからも時々足袋で走って、12月の松江のマラソンに備えようと思います。

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