坂町ボランティアの記録 -7/28坂東-
チーピン台風12号が接近していた7/28(土)は自治体によって対応が分かれました。
海田町は7/28-7/30の間ボランティア活動休止。広島市安芸区も同様。
これに対して坂町は7/28活動実施、7/29-7/30活動休止でした。
海田町は土曜のかなり早い時間帯から上市や畝に対して避難勧告を出していました。
「高齢者など非難に時間の掛かる方は明るいうちに避難所に移動してください」と繰り返し放送していました。
天候の良い内に移動して雨が降り始める明け方には確実に避難所にという考えです。
一方の坂町は土曜は晴天なので作業を進めるという判断でした。
ボクとしては坂町の判断の方が好ましかったのではないかと思います。
雨対策で家の周りに土嚢を積むにしても家族だけでは対応できないお宅もあったと思います。
今の季節は19:00過ぎまで明るいので、避難所への移動はボランティアが撤退した後でも間に合ったように思います。
坂町で聞いた話では土日は平日の倍のボランティアがやってくるそうです。
この辺りの事情は海田町でも似たようなものでしょうから晴天の土曜日を中止にしたのは痛かったのではないでしょうか。
ウチは金曜、エースがHP見たりして調べて、近隣で土曜もボランティアを受け入れる自治体という事で坂町に出かけることにしていました。
途中通ったフジ海田店の駐車場には長袖、長ズボン、長靴の人が数名立ち話していました。海田町の福祉センターでボランティアの受け入れがない事を知った人たちですね。
台風の影響で雨が降るのが日曜の未明という予報だったのでボランティア活動をする気でここまでやってきたのだと思います。
やっぱり、フジ海田店はボランティア駐車場と化しているって事です。
海田町は駐車場を何とかしないとボランティアの数を増やせないのだと思います。
坂町に向かった我々は二週前同様に平成ヶ浜中央公園に駐車しました。
駐車場には県外の車が多かったです。
そこから歩いて坂町の平成ヶ浜福祉センターに着いたのは9:00過ぎ、丁度第一陣が出発した後のようでした。このため空いていて並ぶことなく受付してもらえました。
室内正面の壁には坂町のボランティア累計参加者数が5049人と掲示されていました。
FBによると7/28(土)の参加者数は680人だったそうです。
これ、社協の人に写真撮って良いか聞こうかと思ったのですが坂町のFBにありました。やっぱCARPがらみになりますね、広島の人は。
https://www.facebook.com/sakachovc/
大まかに森浜、刎條、小屋浦に分かれて座り、一部の人が横浜に向かうことになりました。小屋浦はそこを特に希望する人がいました。
装備も自前で補給もしっかり準備している様子でした。
多分、お隣の呉市では天応を特に希望する人がいるのだと思います。
ウチは今回は坂東のお宅で作業するチームに加わりました。
二週前に参加したときは受け入れ側の手際が悪く、平成ヶ浜福祉センター内部でオリエンテーションをやった後に平成ヶ浜東公園でもう一度オリエンテーションと点呼を行い移動していました。
作業時間と休憩時間の配分も平成ヶ浜福祉センター、平成ケ浜東公園、現地とそれぞれで異なる時間を言われる有様でした。
今回は説明を聞いてから出発までもスムーズ。
現地への移動もその場所での作業経験のあるボランティアに任せてしまう等と柔軟な対応でした。
坂東のお宅での作業は土嚢の運び出し、土砂の撤去、材木の選別と廃棄場所への運搬でした。ボランティアを依頼されたお宅の方でも作業に対するイメージが明確で、作業の順番も適切でした。
さらに土嚢袋へ土砂がつめやすい様に底をくり抜いたバケツやプラダンの筒が用意されていました。
これがあると土嚢袋に土砂をつめる作業を一人で進めることが出来ます。
次のボランティア活動までにmyシートを作っておこうかと思います。
ボランティアの方も経験者が多い上に作業の大変さや作業スペースに応じて分担を調整して進めて行くことができました。
また一輪車も積極的に活用したので土嚢の運搬も効率よく進みました。
森浜で作業した際は、2台ある一輪車を置いたまま、10数人で土嚢を手渡しでリレーする等といった非効率な事をしていました。
社協、ボランティアとも効率よく作業を進めていく上でのスキルが上がっています。
次の週末は雨が降らなければ海田でボランティアします。
ベイサイドビーチ坂
自転車に乗らないで過ごすのは耐えられないので7/12に開通したR31を呉に向かって走りました。
7/21の事です。
吉浦でR31をそれて海上保安大学校横まで行って、海田へ折り返し。
37km。
ベイサイドビーチ坂の駐車場はR31(仮)になっています。
この工事でR31が7/12に復旧しました。
このニュースを聞いたときは感激、「サスガ!良くやった」
釣りしている人もウインドサーフィンしている人もビーチバレーしている人もなし。
水尻駅の少し呉寄りで崩れていて広島呉道路がなくなっています。
土砂は呉線、R31を通過して海まで達したようです。
google mapの写真が山が崩れた後の写真になっていて、R31でトラックがズッポリ埋まっています。
この先の小屋浦とか天応ってどうやってボランティア受け入れてるんだろうと思っていたのですがR31の西、海側に駐車場を確保していました。
ナフコは屋上駐車場をボランティアに提供しており、呉ポーもボランティア駐車場がありました。
被害の大きかった天応地区はK66を下りきった所に天応小学校があり、グラウンドが駐車場になってました。
こっちも大変ですが、まずは住んでいる海田町でお手伝いです。
海田町ボランティアの記録 -7/22上市地区-
この日も海田町福祉センターから出発しました。
町のひまわりバスに乗って出かける組とシルバー人材センターのバンに乗って出かける組に分かれました。
ひまわりバスで上市に向かう組に振り分けられました。
上市での作業内容
個人宅での作業でした。
・畳搬出
・荒板の引き剥がし(畳の下の板)
・土砂の撤去
土砂は板チョコレートの様になっていました。
この日は和室のみ。洋間は床板を剥がさないとなりません。
土曜の町内放送で消毒薬の配布の案内がありました。
まだまだ消毒薬に辿り着かない所もあります。
国土地理院のHPに航空写真がアップされており、7/9や7/11の様子が分かります。
薬師寺の上の方で砂防ダム建設中でしたが、その遥か上のほうから広範にわたり崩れています。
2018西日本インカレ -鹿屋体育大優勝-
この記事が大体できたところで大雨で大変な事に・・・。
鹿屋体育大-神戸親和女子大
3-1 (17-25, 25-18, 25-22, 25-17)
隣の広島文化学園の試合を真面目に見てました。
鹿屋が一セット目をあっさり落としていたので「今年は強くないのかな」と思って見てませんでした。
鹿屋が勝ってました。
「今年は強くない」のではなく、「今年もスロースタータ」なんだと思います。
WS金本彩花はメチャクチャな運動神経しているんですね。
広島市立沼田卒。
金本の対角は17番の選手。
17番って事は・・・一年生・・・中島咲愛。
中京大-広島文化学園
3-0 (25-16, 25-18, 25-19)
文化学園が昨年の8強を超えて今年は準決勝に進出。
声出して良く動くと思うのですが、この日は下らないミスが多かったです。
作戦タイムで円陣が出来上がる前に監督が選手をどやしつけていました。
やまなかせんせいこわすぎ。
中国リーグの最終戦後に優勝を記念して仲良く歌っていたのが嘘の様。
インカレの筑波戦の一セット目もガチガチになって大差で落としていました。
ちょっとビビリなのかも。
攻撃の軸になるべき宮本と大見がことごとくブロックに跳ね返されていました。
それに加えて速攻は全然合わず、相手コートに流し込むのがやっと。
焦った?セッター神代は2アタック連発でチャンスボール献上。
ブロックは中條美月に振られまくり。
伊藤きわ美がノーマークって怖すぎ。
文化学園の選手がこのボールは返すだけと判断したボールを高相みな実に思いっきり叩かれて拾えず。
田中咲希には全く対応できなくって、感覚的には全部決まっているように見えました。
本保が出ている時だけ少しは流れが変わったでしょうか?
残念な結果でしたけど、文化学園は去年より強くなっているのは確かだし、まだまだシーズン前半なので更なるレベルアップに期待。
鹿屋体育大-中京大
3-0 (25-21, 31-29, 29-27)
最低4セット、出来れば5セット見たかったです。
この2チームは関東リーグの上位校のどこに勝ってもおかしくないと思います。
プレッシャーを掛けなきゃいけないのは分かっていてもミドルが良いので田中咲希へのマークは甘くなりがち。
手足が長くて体の線が綺麗な長瀬彩花。
中條と浅野奈菜。
与儀綾夏と中條。
高相みな実は勝負所で足を痛めて一年生の堀迫雅と交代。
伊藤きわ美は肝心な所で弱気になったように見えました。
一年生中島咲愛。
ゆったりした感じから強い球を打つ人です。
セッターもこなした白澤明香里。
セッターの東と交代で入る、吉田萌子。
この時は白澤がセッター。
セッター東美奈。
これで4年間安泰?
MVP中山恭佳
ルイちゃん跳ばして切れ込んでくる金本。
興梠里欧。
この画の興梠以外は全員一年生。
全日本インカレがすごく楽しみになりました。
坂町ボランティアの記録 -7/15森浜-
7/14の海田町につづいて7/15はお隣の坂町に行ってきました。
坂町社会福祉協議会へのアクセス
山陽線は海田市(かいたいち)までの運行で呉線は再開のめどが立っていません。
しかし、さかな・なぎさ公園に駐車場が確保されています。
ウオーキングコースのゴール地点です。
社会福祉協議会での受付
ボランティア保険加入済み、未加入、団体で分かれて受付です。
棟内で派遣地区に分かれて座って説明を聞きます。
この日から小屋浦でのボランティアが始まっていました。
坂町はTVの全国放送で水浸しの駅前がバンバン流れたせいかボランティアが沢山やってきています。
7/15について言うと受け入れる側が捌けていませんでした。
派遣先でも場所によっては人がだぶつき気味でした。
坂町社会福祉協議会から歩いていける、サンスターホール前の森浜を希望地区にしました。
服装と持ち物
基本は前日と同様です。
ただし、長袖と長ズボンは止めました。
風が通らなくって暑すぎです。
・Tシャツ+アームカバー
・7分丈ズボン+ハイソックス
・長靴または登山靴
・マスク
・麦わら帽子または日よけ付きキャップ
・木綿インナー手袋
・ゴム手袋
・お弁当
・水(1リットル/人)
社会福祉協議会で調達したもの
・剣先スコップ
・角スコップ
・水
・塩飴
作業時間と作業内容
9:00前に着いたのですが、何だかんだで作業開始は10:30でした。
幾度かの小休憩と一時間の昼食休憩を挟んで14:30まででした。
作業は土砂を掻き出して土のう袋につめて比較的邪魔にならないところに運搬。
その繰り返しです。
休憩とトイレ
サンスターホールを利用させてもらいました。
ここは避難所になっていて、お弁当やパンが被災者に配られていましたが、余りのパンはボランティアに分けてくれました。
何でサンスターホールなのかというと、サンスターの創業者が坂町の出身で命名権を買ったのだそうです。
坂町の様子
R31の東は世界が違いました。
総頭川沿いの道路脇や空き地には流木が沢山。
総頭川内にはぺしゃんこの車。ほんの300mほどで3台見ました。
土砂の量も多く、1mほど地面が上がってしまっているお宅もありました。
休憩中に近所の方と話したところ、川が流木で堰き止められたのもさることながら、県道の土砂の流れが大変だったそうです。
サンスターホールから森浜会館に向かっては下っているのですが、その先にマンホールポンプがあるそうで、大雨でそこが溢れてしまったそうです。
大分影響がありました。
坂町は残念ながら時間が掛かりそうですが、広島市からのアクセスがそこそこ良いので今後も人が集まるものと期待します。