2018関東大学バレー秋季リーグ10日目
東海1敗、日体大1敗、青学2敗で迎えたこの日は優勝争いに向けて大事な一日でした。
ゆっくり行ったのに東女体と順天堂の試合が続いていました。
東女体3-2順天堂
東女体は、この週2連勝。やっぱり力はある。
平林真織はこの日も途中からでした。
志摩美古都に終盤の勝負どころで集めたけど決めきれなかった。
辞書登録が分からないので「美しい古都」と入力してからひらがな消してます。
東海3-1筑波
貞包は安定。
小松から美人枠を引き継いだ菅原がブロック、強打、プッシュと何をやっても決まるバカ当たり。
園田澄華
横田真未は段々体つきが逞しくなり、どんどん凄みが増している。
松本愛希穂は二日とも26原田栞里と交代しての登場でした。
金田莉実は小石照美と二枚替えで入ってくる2年生。Mermaidsも選手層は厚い。小石は山上と菊池の間という事で出番が少ないのでしょうが綺麗なボールあげます。
川上雛菜はレシーブが上手くなったように思いました。筑波は川上と丸尾だけではやはり枚数が足りない。インカレに故障の甲は間に合うのか?
丸尾遥香のバックアタックはあんまりタイミングあってなかったです。
わりと危なげなく3-1で東海が勝利。
これで東海は2敗以下でリーグを終えることが確定。
日体大3-2青学
東海が筑波に勝ち1敗をキープしたので日体大と青学は負けた方が優勝争いから脱落してしまいます。
日体大はフルセット勝ちが多いため、2敗ではセット率で東海大を上回れません。
青学は負けると3敗となるため勝率で東海と日体を上回れません。残り試合を2連勝して、日体大が最終日に東海大に勝てば、セット率で東海大を上回るケースもある。
そういう意味で本当に落とせない試合でしたが惜敗。
佐藤彩乃、花澤佳奈そして比金有紀と一年生にセッターが三人いてスタメン佐藤、3セット目から比金でした。花澤と比金は高校時代に見た事がありましたけど佐藤は初。
宮下は相変わらず抜群の決定力。
目黒愛希は一年生の時から良かったけど更にレベルアップ。
及川がセミで結構強いアタックを打っていました。
この人も見るたびにプレーが力強くなっています。
比金家は3セット目から佐藤と交代して登場。
3セット目からは流れが良くなりましたけど、比金のお陰というより日体大のサーブが甘かったように思います。3、4セットってせいぜい一歩しか動きませんでしたから。
5セット目はある程度動かされて、そうなると簡単には決まりませんでした。
吉田は闘志爆発でした。
辻村キャプテンはこの日も袖まくって声出してガンガン行っていました。
絶対に勝つっていう気持ちがスタンドにも伝わってきました。青学もでしたけどね。
池谷優佳は今年の春高の奈良女子戦を見ているとき前に座ってたんですよね。
ほっぺたに「目指せ頂点SEITOKU」ってシール貼っていました。
1月は成徳の3冠を見に行こうぜ!
去年の東日本インカレ以来、やっと史苑のプレーが見られた。
櫻井は結構菊地を使っていました。
2日とも柳沼優花の頑張りは凄くて、この日も3セット目、これを決めないと取られるって状況で何本も決めた。
日体大がフルセットでの勝利。
これで最終週のBコート第三試合、東海大-日体大戦で優勝が決まります。
見に行ける人が羨ましいですね。
ウチは江田島でハーフマラソン走っています。
反対側のコートはサクサク終わりました。
嘉悦がやっと1勝。2部陥落を逃れられるか?
日女も4位まで上がってきました。
松蔭3-1日本大
嘉悦3-0桜美林
日女体3-0国士舘
この後の予定
20日の土曜日は所沢で皇后杯の関東ブロック予選が行われます。東海がAグループ、日体がBグループに入りファイナルラウンドへの進出を目指します。
https://tk2018.jva.or.jp/block_round/doc/kanto_women.pdf
本大会に出るには3勝が必要です。両者とも三試合戦うことになると思います。
21日が秋リーグ最終戦です。所沢で3試合やった翌日にリーグ制覇をかけて激突です。
いちねんちくしょうにねんちくしょうさんねんへいみんよねんかみさま
高校の先輩で日体大に進学して寮に入った人がおり、その人に高校一年の時にこの言葉を教わりました。4年生はメシ食うのとケツ拭くのしかしないと言っていました。
日曜日の第3試合後の片付けは日体大が担当して、青学はその間はミーティングをしていました。
リーグ戦の用意と大学側に受け渡す前の最終確認が青学の担当で試合後の片付けは3試合目のチームという分担なのだと思います。
驚いたのは片付けに日体大の4年生が参加していた事です。4年生でレギュラーの櫻井美樹がコートテープをフロアからはがしてぐるぐる巻きにして持って歩いていました。
日体大ってそんなに変わっていたの?
初めて見た時は江上の娘がキャプテンで、和才とか田村紗有里が4年生だった時です。
トヨタ車体の中屋が一年。
どうやら5年前の2013年みたいです。
日体大の次の試合の練習をスタンドで見ていると、フル出場だった二年の中馬が血相変えてこっちに向かってきました。
「何だろう?」
ダッシュでスタンドに立ててあった日体大の幟を片付けていました。汗だくで膝あてだけ下にずらして猛ダッシュです。
「有名選手でレギュラーでも下級生は雑用やるんだ、大変だな」と思ってロビーに出ると4年生が寝そべって下級生にマッサージしてもらってました。
田村紗有里は途中交代だったし、そもそもプッシュフェイントばっかりだったのに肩をマッサージしてもらっていました。
日体大ってこうなんだ、これじゃあ寮とか大変なんだろうなあと思ったものです。
で、いちねんちくしょうにねんちくしょうさんねんへいみんよねんかみさまを思い出したわけです。
漢字で書くと一年畜生、二年畜生、三年平民、四年神様となります。
それが今や4年生のレギュラーがフルセットの激戦の後でネット片付けたり手をベトベトにしながらテープを剥がすのです。
色々あったんだね、きっと。