大崎上島ウルトラマラニック(1) -下見と受付-
島一周走ってみる事にしました
大崎上島ウルトラマラニックというイベントの為に二度目の大崎上島です。この前は自転車でぐるりと一周しました。
大崎上島初上陸 - Kaita City Life 海田市生活
今回は自分の足で走るイベント参加です。2月のとびしまマラソンの際に途中で足が痛くなって歩いてしまったので、まずは30km走る事を目指しています。このイベントは35, 60, 70kmの三つのカテゴリーがあったので丁度良いかなと思い35kmに参加しました。30km走れたら休憩して5km歩いても良いし、いけそうなら35km走りきるという心積もりでした。
ランニングのイベントに参加し始めた頃、マラソンの人たちは、夏の間って熱中症に気をつけながら練習だけなのかと思っていました。そうではなくって気温が上がってもイベントがあって距離が伸びたり標高が上がったりするイベントに変わるのですね。高原を走るイベントがあるなら行ってみようかなと思って調べたのですが、チョット前に終わった広島県の恐羅漢のトレイルランニングは27kmと65kmでした。爽快な季節なのは確かですが65kmで獲得標高3720mって特殊部隊の訓練みたいですね。大崎上島のイベントはそういう特殊部隊みたいなやつはありませんでしたが一番長いコースは大崎上島二周です。大崎上島二周ですか・・・・・。当方はマラソン大会で歩いてしまうレベルなので35kmです。
今回は下見兼前日受付で大崎上島に出掛けました。
2月に行われたとびしまマラソンが「トイレ大渋滞」、「荷物預かりなし、ビニール袋つめるだけ」、「補給食は折り返しでカットしたバナナのみ」という運営だったので小さな島のイベントに不安を感じたからです。
特に心配だったのが安芸津駅近くに確保したという駐車場の台数でした。車を止められなくてDNSでは洒落になりません。
安芸津の駐車場に到着
ナビの行き先を広銀安芸津支店にして指定駐車場に到着。広銀、JA、柄酒造に囲まれた駐車場でした。最初はマラニック参加者用として赤線が引いてあるスペースが8台しかなく焦りました。しかし、広銀の駐車場のうちマラニックに提供している分という意味で他にも駐車スペースは一杯あり心配なさそうでした。(というより実際問題なかったです。)
安芸津からフェリーで大崎上島へ
R185沿いにも安い駐車場があることを確認して安芸津港に向いました。安芸津からフェリーに乗るのは初めてです。翌日のマラニック用についさっきnafcoで買った750円の麦わら帽子を被って乗船です。明らかにマラニック参加者と分かる人が何人も乗船です。前泊組ですね。
大西港から会場の大崎上島文化センターに徒歩で向います。何分かかるか歩いてみて確かめました。
大崎上島文化センターにやって来た
20分かからず文化センターに到着。広島マラニック倶楽部の幟を目印に受付に到着。ゼッケンとTシャツとレモンを受け取りました。控え室に使わせてもらえる大崎上島文化センターは海田町には無い立派な建物です。300人くらいの参加者でここを使わせてもらえるなら安心です。色々心配しましたけど寝坊しないでフェリーに乗れば良いだけって事が分かったので8:00のフェリーに乗る事にして食事と補給食の買出しです。
徳森食堂と一正堂へ
12月のサイクリングの時に寄った「徳森食堂」は文化センターから徒歩2分程度です。カーボローディングッてやつでチャーシュー麺を注文しました。やっぱりココのしょうゆ味は美味しいです。
おばちゃんとはカープ戦を見ながら色々お話しました。この日はCARP野村がピリッとしなかったので厳しいコメントをしてました。6/4は大崎上島町でバスをチャーターして40人でズムスタに出かけるって話でした。この試合はホームランが3本も出て圧勝だったから楽しかったでしょうね。おばちゃんは野球ではなくて、文化センターでやる「家族はつらいよ2」の上映会にでかけるって話でした。
翌週の6/11はトライアスロン大会ですが去年は参加費12000でも赤字だったので今年は15000で開催するんだって話でした。色々知ってますね、小さい町だから。
「どっから来たの」って聞かれたので「海田町です」って答えたら、なんとおばちゃんは元海田町民でした。
徳森食堂のあとは一正堂でレモンケーキとブランデーケーキです。評判のレモンケーキはモチロン旨いんですけどボクはブランデーケーキの方が好きです。補給食のつもりで買いましたけど当日は家に忘れてしまいました。
八昌でも走る準備
カーボローディングといえば前日、金曜日の晩は八昌で肉玉そばを食べています。八昌と徳森食堂で食べるほうは完璧です。
受付もしたし、場所も分かったし、駐車場も充分あるのが分かって一安心。
大崎上島ウルトラマラニック(2) -マラニックと山の日と海星高文化祭のトリプルイベントデー- - Kaita City Life 海田市生活
2017年4月のジョギングのまとめ
4月になるとさすがにとびしまマラソンの消耗から回復。
連休初日も朝広島空港に向う前に近所を走るなどすっかり元気。
これでジョギングは一年半続いた。月当たりの走行距離は最短30.2km、最長157kmで平均91km。
泊まりのサイクリングも含めて自転車は328km。
2017年3月のジョギングのまとめ
2/26のとびしまマラソンの影響で走れるようになるのに数日を要した。走れるようになっても5km程度が良い所でそれ以上走ろうって気にならなかった。
ブルベを含めて自転車が中心で、3/18-3/20、3/25-3/26は五日中四日自転車。
自転車の走行距離は584kmと昨年九月以来の500km越え。
大呉市の南端、鹿島へ
ルート
海田町---警固屋---音戸大橋---音戸町田原---倉橋桂浜---鹿島段々畑---倉橋桂浜---音戸町波多見---阿賀野---呉市街---海田町
125km
浜田に行って島根お魚センターに行こうか、三江線沿線を走ろうかと二晩ほど悩みました。でも浜田往復だと丸々半日掛かるのでお魚以外に楽しみを見つけてからでもいいかなと思います。三江線沿線はエースと一緒じゃないと気が引けます。そんなわけで中国山地方面は断念して久しぶりに倉橋に出かける事にしました。エースがSlowでランチしたいって言い出したのでm車でやってくるエースとSlow待ち合わせって事にしました。この日はetrex30Xを実際にマウントして使ってみて、見やすいかとかネジが緩んでぐらついてこないかを確かめるのも大事な目的です。
etrexをonにして何時もの道、R31で呉に向います。休山の西を通って倉橋島へ。
宇和木トンネルを出た所でちょっと止まって景色を眺めます。前方に海、左に火山が見える好きなポイントです。
11:45にslowに着きました。見たこと無いくらい混んでいました。中が空いていなくて初めてのテラス席です。バイクスタンドは無いのでフェンスに立てかけます。MATAHARIの頃、初めて行ったときにバイクスタンドを作ろうかと思うんだけどって相談されたのですが出来る気配がありません。今、お店をまわしている人は自転車が嫌いなのかもしれません。
てんりゅうカレーと自家製プリンを注文してエースを待つ事にしました。15分ほどでエースが到着。Slowベジバーガーを注文して、先回来た時と同じセットになりました。45分も待ってようやく食事にありつくことが出来、さらにコーヒーとプリンで待たされて結局一時間半もSlowに滞在となりました。
カレーとハンバーガーを待ちながら通りを眺めていると結構な数のサイクリストが通ります。方向的に鹿島から桂浜にやってきたようです。人数は50人を優に超えます。倉橋でこんな数の自転車乗りを見たことはありません。何だろ?自転車の人たちはみんな浜辺に向って行きます。これだけの人数なのにサイクリングイベントを検索してもヒットせず、ますます何だか分かりません。暫く桂浜を散策するというエースが何のイベントか浜で聞いてみる事になりました。ここでいったんエースと別れてボクは鹿島へ。
きっと、さっきまでは次から次へとサイクリングの人が現れて賑やかであったろう宮の口はすっかり静かになっていました。海の向こうに見える火山を見て「登ったもんね」と妙な満足感が沸いてきます。
鹿島は二年位前に珍しい段々畑があるらしいよって事で車で来た事があります。それ以来です。
橋の上で写真を撮ったりしながらノンビリ戻りました。橋の前後の坂は結構きつかったのでイベント参加の皆さん大変だったと思います。
「かろうと」って初めて聞く地名です。鹿老渡と書くそうです。この辺の小さな島にありがちな昔は交易の中継地で栄えて云々って所なんだろうと思います。桂浜に戻る途中、黒野金属前の急坂を後にした所でエースが桂浜をウロウロしていると連絡してきたのでSlowの前の駐車場によりました。エースは桂浜のcaféやホテルの方まで行って何故に何十人も自転車乗りがいるのか調べに行っていました。何と、海田町のキムラ自転車さんがシーサイド桂ヶ浜荘と組んで行ったサイクリングイベントだったそうです。江田島方面から鹿島まで行って、桂浜ゴールでBBQという企画だったそうです。そういえば先週キムラ自転車さんに行った時にこの日はイベントのため臨時休業ですって張り紙があったっけ。謎が解けてスッキリ。一休みしたので別々に帰ります。エースは途中で買い物をして車で海田町に戻りました。ボクは島の東を回って音戸に出ました。天仁庵の通りをちょっと眺めてから、渡舟に乗り警固屋に渡りました。
その後、波多見から阿賀野に抜けて休山トンネルを通って呉市街へ。堺川と二河川は午前中は潮が満ちていましたがすっかり潮が引いて、二河川の河口はいつもの光景でした。
そのまま、だらーっとR31を北上して海田町です。なんだかんだで125km。
そうそう、etrexは陽の光の下でも日陰でも視認性バッチリ、edge800より見やすいです。レックマウントをネジ止めした実装もガタつきませんでした。データをメンテしてブルベのPCを表示するやり方を身につけようと思います。
自転車のブレーキの仕組み
コダスポを改造する時にVブレーキの扱いが良く分からず改造の為に色々調べました。
ついでにブレーキについて整理してみました。
カンチブレーキ
カンチブレーキって使った事が無くって、サイクリングロードで見た事があるだけなので自転車探検の図をまじまじと眺めました。テコを二つ使ってリムを挟もうって考えた場合に一番自然に思いつく構造をしていますね。
一本のワイヤーが二本に枝分かれして、それぞれがテコにつながっています。両方で引く力が均等になるように両側に同じテコを用意してワイヤーの形が対称になればOK。
分かりやすいけれどワイヤーの所を対称にするのは大変そうです。
Vブレーキとシングルピボットキャリパーブレーキ
Vブレーキとシングルピボットのキャリパーブレーキは見た目は全然違います。Vブレーキは棒が二本。シングルピボットキャリパーは丸っこいYアームとCアームになっています。ですけど、インナーワイヤーがアームを引く力とアウターワイヤーやガイドパイプがもう一方のブレーキのアームを押す力でリムを挟んでいるって事では同じですね。
カンチブレーキからここに来るのは結構大きなギャップがあると思います。
インナーとアウターを組み合わせて使うっていう考えは凄いですね。アウターワイヤーの中に金属を仕込んで棒の様にモノを押すだけの強度を持たせながら曲線を作り出す柔軟性を持たせて、かつ内部には摺動抵抗を低減する層を挿入しているというのも手がこんでいると思います。
シングルピボットキャリパーブレーキ
シングルピボットブレーキで左右で動作が揃いにくい場合は、真っ直ぐについているか確認したり、両アームの締め付けの強さを変えたり、やじろベエみたいな形のバネの位置をずらしたりして調整するようです。やった事がないのでピンと来ません。
Vブレーキ
Vブレーキの場合、左右で動作が揃いにくい点はバネの強さを変える事で調整するようになっています。バネはVブレーキを開かせる方向に働くのでバネを強めるとシューとリムの間が開き、弱めると狭くなります。バネの強さを独立して変える事でアンバランスを調整します。やじろベエをずらすよりは独立したバネを操作する方が楽そうです。台座に固定するためのピンとネジはいずれも同じ金具に連結しており、いずれもバネの強さを変化させるようになっています。
デュアルピボットキャリパーブレーキ
デュアルピボットになるとアウターケーブルでYアームを押すというより、Cアームで直接Yアームを押すようになっています。
BR-5600などの場合
Cアームに段差が作りこんであり、これによってYアームとの間に接点が出来ます。インナーケーブルが引かれ右側の軸を支点としてCアームが回るときに接点は右斜め上に移動し、Yアームを直接押します。Cアームに下から押されたYアームは真ん中の軸を支点として回ります。金属材料が直接接触して力を加えるから接点で掛かる力は同じになるし遅延もない所が優れているという事なのだと思います。
BR-6800などの場合
YアームとCアームをテコとして見比べると対称性が低くテコ比が大分違うのが分かります。また段差を作って両アームを接触させてゴリゴリやるのは抵抗が高そうです。これらの点を改良したのがBR-6800などのタイプという事になろうかと思います。まずYアームの支点をCアームの支点と同じ様な場所に増設しテコ比のアンバランスを解消します。つづいてCアームがYアームを押す接点の部分にはローラーを導入し滑らかな動作を実現しました。
だいたいこんな所なんじゃないでしょうか?実際BR-6800はBR-5600やテクトロのデュアルピボットとは使い心地が全然違います。下りでブレーキの効き具合だけを変えながら下っていく場合の速度のコントロールがとても楽でストレスを感じません。ボクはシクロクロスもやらないし懐古趣味でもないのでブレーキはこの形だけで良いです。スキルの無い人こそ6800をと言いたくなる位に使いやすいです。
最近はディスクブレーキが増えてきているみたいですが、とびしまマラソンの時に伴走してくれた方の自転車がディスクで、ずーっとキーキー鳴いていたのでディスクはノーサンキューです。
愚痴など
恥ずかしながらブレーキってどう動いているのか気にした事がありませんでした。種々のブレーキの絵や写真を並べてみて、バネとかテコとか小学校のテストの時点で間違えてばかりのボクには高尚なシステムだって事がよくわかりました。ついでに言うと大学院の時に場の量子論をゼミでやった所でようやく小学校からずーっとバネが付きまとってくる理由が分かった気がしました。最初に教えて欲しかったです、お前らの周りは無限個のバネで満たされている、だからやるんだって。まあ、バネまでで解放されただけでも幸せだったかもしれませんけど。
阿佐ヶ谷放浪記(6) - 青天上
JR阿佐ヶ谷駅周辺ばかり行っていたのでチョット趣向を変えて南阿佐ヶ谷に出かけました。青天井ではなくって青天上。読みはあおてんじょうです。
丸の内線の南阿佐ヶ谷駅からすぐの所です。青梅街道を杉並郵便局方面に向って最初の路地にあるお店。阿佐ヶ谷はお店の入れ替わりが激しくて驚くのだけれど南阿佐ヶ谷駅にまで波及しているとは!通りをはさんで二店舗あり、片方はちょうちんに鶏が描いてあり、もう一方は魚が描いてあります。鶏のお店と魚のお店の体裁を取っていますがどちらでも同じ料理を注文できます。
串はモチロン旨かったし刺身も良かったです。都内にしては値段も安い。
だるまさんのモツ煮込みはユニークな容器も込みで店のウリの一つ。
日本酒もまずまず数があります。
この日は「毘」、「伯楽星」、「磐城寿」、「鼎」、「山城屋」、「刈穂」を飲みました。ボクは飲みませんが「獺祭」もあります。上の写真で新政を並べてありましたが、今はお店では出していません。